宇宙ライター 林公代のウエブサイトにようこそ

宇宙に関する本の一部。新刊は「さばの缶づめ、宇宙へいく」(小坂康之教諭と共著 イースト・プレス)です。
宇宙に関する本の一部。新刊は「さばの缶づめ、宇宙へいく」(小坂康之教諭と共著 イースト・プレス)です。

 元々は文系人間。ひょんなきっかけで(財)日本宇宙少年団で子供達に毎月出す情報誌を担当することになり、子供たちとともに宇宙の魅力の虜になりました。それ以来、20年以上にわたって宇宙関連の話題を中心に、幅広く取材を続けています。

 私が大切にしているのは、「現場」取材。現場の生の声を伝えることです。ロケット打ち上げ発射場のある種子島や内之浦、NASA(6回)、ロシア(4回)に出かけ、ロケット打ち上げはもちろん、宇宙関連施設やそこで働く人々を取材。2回の皆既日食、2016年2月にはハワイ島のすばる望遠鏡、2018年11月には南米チリのアルマ望遠鏡を訪ね、最新の成果を出すために裏舞台で働くサイエンティスト、エンジニアたちの様子も取材させて頂きました。

 一方、日本人宇宙飛行士の皆さんには長く取材させて頂き、宇宙飛行で何を感じ何を得たのかをじっくりとインタビューしてきました。もちろん民間宇宙旅行の実現を待ち望んでいる一人です。

 最先端の宇宙開発や宇宙科学の現場をわかりやすく伝えるだけでなく、「宇宙の楽しさ」をより多くの人に知ってほしい。そして人生を豊かにしてほしい。また宇宙に関わる熱く、心優しく、ちょっと口べたなエンジニアや科学者たちの「人としての魅力」も伝えられればと思っています。